◇山中湖湖村には、２つの小学校があります。今日は、自宅に近い「東小学校」の卒業式に来賓として参列しました。
◇今年の卒業生は、１８人（男子１０人、女子８人）でした。
◇勿論、二人の息子もここの卒業生です。今日の卒業生で1,618人になるようです。
◇感動した話を二つご紹介します。
　・通常の卒業式では、順番に校長先生から卒業証書を授与されます。ところが、「東小学校」では卒業証書の前に「紅富士賛辞」というのが読まれます。先生が一人ひとりの印象を賛辞として紹介し、卒業証書と同時に写真のような（これは二男の当時のもの）紅富士が描かれた素晴らしい「賛辞」が渡されます。村内のもう一つの小学校では行っていないようです。
　・それと、もう一つのエピソードは、校長先生から銘々受け取った「卒業証書」を後部の机に重ねて置いていくのが通例でしたが、今年は（４年ぶりに参列）、後部の机の前にそれぞれのお母さんが待っていて、児童がその母親に証書を手渡し、児童から母親に何やら感謝の言葉、そしてお母さんが「おめでとう」という、オリジナルな二人だけで会話をしていました。全生徒がです。勿論壇上では粛々と授与式が行われています。
　私の席がそこに近かったせいか、母子の対話の姿の神々しさに見とれてしまいました。
◇少人数校のかけがえのない効用だと思いますす。
◇この卒業生は、ガーナにいる孫娘と同級生です。この子たちの未来が輝くものでありますよう、心から祈ります。