◇「2016年度 桂川・相模川流域協議会 森づくり専門部会」を山梨県都留市の「ぴゅあ富士」で開催しました。
◇東京大学千葉演習林准教授 蔵治光一郎先生に「流域の森づくりの実践に向けて」と題してご講演をいただき、そのあと「森林資源の活用について」の事例紹介を、富士山北面8,000haを管理している「富士吉田市外二ヶ村恩賜県有財産保護組合」の森林部長 磯村洋之様に、提供資料満載とユーモアあふれるお話をお聞かせいただきました。
◇そのあと、富士山やその周辺に降った雨や雪が伏流水となり、山中湖を源流とする桂川流域の森づくりについて、これからの指針となる意見交換を行い、有意義な勉強会となりました。
◇これらの流域から、神奈川県民900万人の6割の水を供給してる事実は、あまり知られていませんが、まさに水源域である流域の森づくりを着実に進める重要性を、あらためて痛感しました。
◇さらに、蔵治先生の専門分野である「森林水文学・森と水と人との関係」について、今後もご指導いただけることとなり、心強いかぎりです。