◇この森に移り住んで約40年。たくさんの生き物たちと一緒に暮らしてきました。(息子たちは巣立っていきました)
◇部屋の中でも「ヤマネ」と一緒に暮らし、客用布団が喰いちぎられたり、正面のクルミの木では、リス君たちが駆けっこをしたり、小枝に座ってクルミをかじったりします、
◇そのクルミの木では、「ムササビ」が営巣し、子育てまでしていました。授乳シーンをベランダで撮影をしたり、夕暮れに木の天辺から見事な滑空シーンも撮影しました。
◇そして、その「ムササビ」の定宿の裏側で、今度は「アオゲラ」が子育てをしています。
アオゲラやアカゲラの姿や鳴き声はよく聞きますが、ここ数日アオゲラの鳴き声が尋常ではなく、その鳴き声が始まると、決まって鋸で木を挽くような聞いたこともない音が、森に響きます。
◇思い切って、木の反対側の森の奥に入って音のする方角を双眼鏡で眺めると、なんとアオゲラが子育て中で、件の音は巣穴の中から聞こえてきました。
◇藪蚊に攻められ、親鳥からは警戒されながら、貴重な撮影ができました。遠方からなので画質は悪いのですが、お宝ものになりました。